暴飲暴食に負けない!肌荒れをリカバリーする3つのステップ

仕事や学校で毎日忙しくしていると、あっと言う間に月日が流れていきます。
ふと立ち止まったときに「あれから、もう一年経ったのか!」なんてハッとする瞬間も多いものです。
仕事や学校など決められた時間の中では規則正しい生活を送っていても、1年の間には生活習慣を乱す長い休みがいくつか存在します。
年末年始のお休みには、ついついご馳走を食べ過ぎてしまいます。
ゴールデンウィークになれば旅行などでついつい羽目を外し、ご当地の名物をあれもこれも食べたくなります。
そしてお盆休み。久しぶりの実家で「お母さんが山盛りの食事を用意していた!」なんて人も多いのではないでしょうか?

普段は食生活や生活習慣に問題のない人でも、年に何度か訪れる長いお休みで暴飲暴食をしてしまう傾向があります。
暴飲暴食は胃腸にも負担をかけ、体調に少なからず悪影響を及ぼします。
この記事では暴飲暴食による胃腸やお肌への影響、その改善方法をご紹介いたします!

暴飲暴食をした時のお肌とカラダの調子

年末年始になると忘年会にお正月、新年会と、楽しかったりちょっと疲れたりするイベントが続きますよね。
お正月ならではの豪華な料理や新年会の楽しい雰囲気に、ついつい箸やお酒が進んでしまう人も多いのではないでしょうか?

実はそこにも、肌トラブルを呼び寄せてしまう原因が潜んでいるのです。
「腹八分目」という言葉があるように、満腹になるまで食事を摂ることは内臓に過度の負担をかけるNG行為です。
過度の負担で弱った内臓は体内に栄養分をしっかりと送れなくなり、その影響はお肌にも及びます。
では、賑やかな席での暴飲暴食は、内臓とお肌にどのような影響を与えるのでしょうか?
 

暴飲暴食で内臓が弱ると、お肌はどうなるの?

賑やかな席に出てくる豪華な食べ物は、脂ののった肉や揚げ物なども多く、大量の脂質を含んでいます。
また嗜好品として人気のスイーツには、砂糖などの糖分がたくさん入っています。
脂質と糖分は皮脂の過剰分泌を招くと言われており、ニキビをはじめとする肌トラブルを引き起こしいます。
更に脂質と糖分は肥満の原因でもあるため、血行不良によるお肌のくすみや乾燥などにも繋がります。
暴飲暴食は体重や体型だけでなく、お肌にも悪影響であることを覚えておきましょう!

季節も関係するお肌のトラブル

お肌のトラブルは湿度の低下やエアコンの影響も大きいため、季節ごとに注意が必要です。
冬真っただ中の年末年始は、空気の乾燥や屋外と室内の寒暖差、暖房による乾燥などでお肌のバリア機能が弱まりやすいです。
お盆の時期は冷房が効いた部屋で過ごすことも多く、お肌は乾燥しがちです。
このようにお肌の乾燥は一年を通して身近で起きていて、常に保湿に気を使う必要があります。

お酒の飲み過ぎもお肌を乾燥させる!

お肌の乾燥と言えば、空気の乾燥や気温の変化など外的要素を思い浮かべますが、実はお酒の飲みすぎでも起きてしまいます!
飲み過ぎたアルコールを分解するためには、大量の水分が必要です。
そのため、給水をしっかり行わないとお肌の乾燥が進んでしまうのです。
また、作り置きのおせちやオードブルは塩分がどうしても高くなりがちです。
塩分の摂り過ぎは顔のむくみや乾燥肌の原因でもありますので、食べ過ぎには注意しましょう。

年末年始や長いお休みは暴飲暴食をしてしまいがちになる他、運動不足や睡眠不足など、生活習慣も不規則になる傾向があります。
暴飲暴食も不規則な生活も、胃腸に負担を掛けお肌の乾燥を招いてしまうNG行為です。
食事も生活習慣もスキンケアの一環と心得て、節度をもって楽しみましょう!

乾燥に負けない!お肌リカバリーへの3つのステップ


暴飲暴食で弱った肌を回復するためには3つのステップが必要です。毎日の食事やスキンケアに取り入れて、乾燥対策をしてください!

1)胃腸の調子を整える

暴飲暴食で乾燥したお肌をリカバリーするには、まずは弱った胃腸を整えることが最優先です!
胃腸を整えるためには、まずは消化にいい食べ物を摂ることを心掛けましょう。

消化にいい食べ物というと定番のおかゆやおうどんがありますが、食べる際は栄養のバランスが肝心です。
おかゆやおうどんだけでは炭水化物ばかりになってしまいます。
とき卵を入れてタンパク質をプラスしたり、胃腸の調子を整える山芋のすり下ろしをかけてみたりするなど、トッピングの工夫をしましょう。

ここで注意して欲しいのが、普段なら胃腸にいい食材も、胃腸が弱っているときには負担になる場合があるということ。
例えばゴボウやレンコンなどの根菜類は、繊維が多く消化し辛いので、弱った胃腸にはNGです。
また、海藻類も意外と負担が大きいですので、胃腸をいたわりたいときには避けた方が無難です。

これらの食材は、胃腸の調子がいい時には豊富な食物繊維が善玉菌の餌になったり、便のカサを増やしてくれたりといいことづくめなのですが、暴飲暴食で疲れた胃腸では消化がしにくいので覚えておきましょう。

胃腸やお肌の回復には良質なタンパク質が欠かせませんが、脂っこい肉を摂ると胃腸に負担が掛かります。
良質のタンパク質を摂りたいときは、鶏胸肉など脂質が少ない肉を選びましょう。

胃腸の疲れはお肌の疲れに、胃腸の荒れはお肌の荒れとなってあらわれます。
洗顔や化粧品でのお手入れも大切ですが、まずは胃腸をいたわりましょう!

2)お肌にいいビタミンを摂取する

胃腸の調子が整ったら、次はお肌の回復を助ける栄養を摂取しましょう。
お肌にいい栄養素と言えばビタミンですが、暴飲暴食で荒れたお肌にはビタミンB群がおすすめです。
ビタミンB群はお肌のターンオーバーを促進させ、乾燥などで失われたお肌のバリア機能を回復させます。
ビタミンB群を多く含む食べ物には、以下の食材が挙げられます。

  • うなぎ
  • レバー
  • いわし
  • うずらの卵

また、ビタミンAもお肌の乾燥に効果的です。
ビタミンAはβカロテンとして摂取するのがおすすで、以下の食材に多く含まれます。

  • うなぎ
  • レバー
  • モロヘイヤ
  • にんじん
  • ほうれんそう

3)ターンオーバーを改善するスキンケアをする

お肌の乾燥対策には保湿が欠かせません。
なぜなら、お肌の乾燥はターンオーバー周期を乱れさせバリア機能を低下し、お肌のトラブルをさらに悪化させると言う悪循環を招いてしまうからです。
暴飲暴食で疲弊した胃腸を休ませたら、お肌によいものを食べて、スキンケアもしっかり行いましょう。

乾燥対策のスキンケアで重要なのは、洗顔と洗顔後の保湿です。
お風呂や洗顔で汚れを落としたお肌は、皮脂がほとんどなく無防備な状態です。
そのまま放置すると乾燥が進み、ターンオーバー周期はどんどん乱れます。
洗顔後は化粧水や保湿クリームなどを使ってなるべく早めに保湿し、無防備な状態を作らないようにしましょう。

まとめ

お肌は人間の体を覆う、一番大きな臓器です。
体を外界の刺激から守るため日々奮闘し、紫外線やウイルスなどからも守ってくれます。
しかしその分、季節や天候、エアコンなどの影響を受けやすい部位でもあります。
さらに今回の記事では、お肌が暴飲暴食にも弱いことが分かりました。
一年の間にはついつい暴飲暴食をしてしまう長いお休みや、宴会の席が続くシーズンがります。
それらの期間は生活習慣が不規則になりがちなことも相まって、お肌が乾燥ダメージを受けやすい傾向があります。

暴飲暴食が原因でお肌が乾燥してしまったら、
①胃腸の調子を整える
②お肌にいいビタミンを摂る
③ターンオーバー周期を回復させる

の3つのステップでリカバリーしましょう!