「せっかく綺麗にメイクをしても、マスクをつけるからメイクが落ちてしまう」
「メイク崩れが気になってマスクが外せない」
「どうやったらマスクをつけても、綺麗なメイクのままで居られるの?」
・・・マスクを一日中つけっぱなしにしていると、そんな悲鳴があちこちからこえてきます。
マスクを取ってもキレイなメイクを保ちたいからこそ、とっても気になりますよね。
マスクをすることで、風邪や花粉の予防など体調管理ができたり、マスクの湿気で風邪の症状や喉の痛みを和らげられるといった利点もあるものの、メイクが欠かせない人にとっては、マスク着用によるメイク崩れは何としても避けたいもの。
でも、どうしてメイクを着用すると、こうも簡単にメイクが崩れてしまうのでしょうか?
マスクをつけるとどうなる?マスク着用でメイクが落ちてしまう原因とは
マスクを着用するのは、一般的に、特に気温が低くなって乾燥が気になりだしてきた寒い時期。マスクは、紐を両耳にかけて鼻と口周りを覆うもの。
つまり、この両耳にかかる紐部分から、口元にかけては、肌に密着する部分が多いわけです。
そしてマスクで覆われた鼻で呼吸をすることにより、マスク内が湿った状態になることで、メイクが崩れやすい環境を作り出します。
その上、マスクをしたまま会話をすることもあって、口を動かすたびにマスクが肌と擦れ、その摩擦と湿気によってメイクがマスクに付着してしまうわけですね。
だからこそ浮き上がってくるこの疑問。「メイクが落ちやすいマスク、落ちにくいマスクなんてあるの?」
今ではたくさんの種類のマスクが販売されていますが、どれが一番メイクが落ちやすくて、どれが一番メイクが落ちにくいマスクなんでしょうか?
メイクが落ちにくい、マイクが落ちやすいマスクの種類とは?
マスクを外したらファンデーションがしっかりついてた!どうしよう!そんな経験ありませんか?
湿気と摩擦でメイクが崩れてしまう部分は、まずは口元から頬、そして耳にかけて。その部分だけを改めてファンデーションのお直し、っていうのもちょっと難しいんですよね。
おまけに、女性の可愛らしさ、シャープさを引き立てて、健康的に見せてくれるチークも、一番のマスクの犠牲になってしまう部分。このチークがマスクに吸着して、おまけにそれが肌の上でこすられているとなると・・・本当、チークの役目も台無しです。
それならば、なるべくマスクが落ちにくいマスクを使用することで、ある程度のメイク崩れは防ぐことができますね。メイク崩れがしにくい、そしてメイクが崩れやすいマスク、下記に挙げてみました。
メイク崩れにくいのは・・・3D立体マスク
マスクというと、医療従事者の方々がお使いになられている、病院でよく見かけるベーシックな布タイプのもの、不織布のものが一般的ですね。価格も安く、使い捨てできる利点さもあってとっても衛生的ではありますが、布、不織布という素材からメイク崩れしやすいマスクとも言えてしまうんです。
ところが、この「3D立体マスク」は立体的に製造されたマスクで、伸縮性の高いポリウレタンを使用しており、とても軽くて優しい肌ざわりが特徴なんです。そして、繰り返し洗って使えるので、これまたお財布にも優しくて嬉しくなりますよね。
立体的に作られているために、口元がマスクにあまり触れることがなく、摩擦でメイクが崩れてしまう心配はとっても少なくて済むんです。
でももちろん、グロスなどのベタベタ感の出るリップクリームや口紅を唇に乗せれば、どんなマスクにでもべったり、なんてことはありえます。ご注意くださいね。
それとは逆に、メイク崩れしやすいマスクは・・・
メイク崩れしやすいマスクは「小さめの布、または不織布タイプのマスク」
メイクをしない時や、風邪をひいて咳が出ていたりするときには、使い捨てできる衛生的なこのマスクはもちろん必需品です!衛生面から考えても、病院関係者の方々も多く使われているこのマスクは、子供からお年寄りまで、男女関係なく使えておまけにとってもリーズナブル。
ですが、顔のフィット感に欠けること、素材の伸縮性がないことで、口元から頬にかけての摩擦が多くなってしまうため、ファンデーションをこすり取ってしまうこととなります。
おまけに、素材の性質上、マスクで覆われた鼻部分の湿気で、メイクを崩しやすいマスクだとも言えます。
金額面や衛生面など、それぞれに利点も異なるので、体調やシーンによってマスクを使い分けたいですね。
マスク着用でメイクが崩れないための、メイク方法とは?
どれだけメイクが落ちにくいマスクを使っても、いつもと同じ要領でメイクをしてしまうと、メイクが崩れてしまうかもしれません。
マスクを着用することを頭に入れて、いつもよりもやや控えめにメイクをすることで、大きなメイク崩れを防ぐことができます。
洗顔後の保湿
保湿はいつもと同じようにしっかりとしましょう。
でも、保湿した後にすぐメイクをしてしまうと、ファンデーションが浮いてしまったり、メイクがますますよれてしまう原因になります。
少し時間を置いて、肌がさらっとした状態になったことを確認してからメイクをするようにしましょう。
ティッシュオフする
オイリー肌の人や、保湿後に浮き上がってきた皮脂がある場合には、化粧水やピュアウオーターなどで顔全体にスプレー保湿し、その上から優しくティッシュオフして余分な皮脂を拭き取るようにしましょう。
皮脂が浮いたままメイクをしてしまうと、メイク下地やコンシーラー、リキッドファンデーションが肌にうまく馴染まずに、結局メイクよれを起こしてしまうことになります。
ティッシュオフのこの一手間が、メイク崩れを大きく左右する、と言っても二言ではありません。
メイク前には必ず下地を使う
メイク前の下地は入念に行いましょう。皮脂、ファンデーションの崩れ防止にもなり、ファンデーションと肌の密着感を保ってくれますよ。
コンシーラーの使い方
ファンデーション前につけるコンシーラーは、ちょうどマスクで覆う目の下や鼻まわりに使うことが多いため、つけ過ぎるとマスクに付着しやすくなってしまいます。メイクブラシや指の腹で軽く叩くようにして、少量を肌によく馴染ませて。
ファンデーション、チークはリキッドタイプ、クリームタイプがオススメ
ファンデーション、チークは、パウダータイプのものを使うとマスクに付着しやすいため、リキッドやクリームタイプを使うようにしましょう。このリキッドタイプ、クリームタイプのファンデーションはたくさんつけすぎないように。薄く、ムラなく伸ばすようにしましょう。
メイク仕上げにメイク定着材を使う
最後のメイク仕上げは、パウダーではなくメイク定着剤を使うのもオススメ。
乾燥が気になる人には、水分量の多いミストタイプがおすすめ。うるおい保湿成分が、乾燥したお肌を優しくマスクの摩擦から覆ってくれます。
オイリー肌の人には、皮脂を抑えてメイクをキープしてくれるスプレータイプのものもあります。慌ただしく体を動かす環境にいる人や、外に出たり、汗をかくような状況下では大活躍しそうですね。
いかがでしょうか?
ほんの少しの対処法ですが、メイク崩れを大きく防いでくれるはずですよ。
マスクをすることを前提に、いつもとは違ったちょっとしたメイク方法を心がけてみてくださいね。