ニキビケアの3原則!生活習慣を変えればニキビは改善できる!?

食生活でニキビケア

ニキビケアと言うと何を連想しますか?
ニキビ予防薬やニキビケア用化粧品、それともニキビ対策グッズでしょうか?

ニキビで悩んでいる人の中には、これらのニキビ対策商品に頼ってしまう方も多いと思います。
しかしニキビ対策商品にお金を掛けなくても、3つの生活習慣を変えるだけでニキビが改善できるかもしれません!

ニキビケア3原則は毎日の生活にあり!


ニキビ対策のためにあれこれ買いたくなるは仕方のない心理です。しかし、ニキビケアのために使える予算も、無限ではありません。
では、お財布にも優しく、ニキビを改善する方法はないのでしょうか?

ニキビを改善したいのなら、ニキビの原因となる以下の3つの生活習慣を見直してみてください。
あなたのニキビに対する悩みが減らせるかもしれません!

【その1:食生活の乱れ】
【その2:慢性的な便秘】
【その3:過度のストレス】

3つとも、いかにもニキビに悪影響がありそうですね。

ではニキビを改善するためには、この3原則をどう変えればいいのでしょうか?ニキビの原因を理解し、ニキビ知らずの生活習慣を実践しましょう!

ニキビの大敵!食生活の乱れ

ニキビの原因に限らず、偏った食生活は体に良くありません。不健康な体は当然ニキビをできやすくする原因です。
では、どのようなことに注意をすれば、ニキビ知らずの食事になるのでしょうか?
食生活の乱れとニキビの関係をご紹介します。

油だけではない!ニキビの原因食品

ニキビは肌脂質の過剰分泌が原因です。脂質が多過ぎると毛穴が詰まってしまい、ニキビなどの肌トラブルが発生します。そのためニキビを気にしている人は、脂っこいものを控えた方がよさそうです。これは昔から言われていることなので、ニキビ対策として実践している方も多いことでしょう。
しかしニキビ対策としては、脂っこいもの以外の食べ物にも注意が必要です。
いったいどんな食べ物がニキビに悪影響なのでしょうか?いくつかご紹介します!

【揚げ物】
食材を大量の油で調理する揚げ物は、言わずと知れた脂っこい食べ物です。食べ過ぎると、ニキビだけではなく健康にも悪影響です。最近では健康志向が広がり、オリーブオイルで揚げ物をするご家庭も増えています。
しかしオリーブオイルを使用しても、油は油です。取りすぎは、決して体には良くありません。

【洋菓子】
ケーキやチョコレートに代表される洋菓子は、脂質と糖分の宝庫です。
知らない方いるかもしれませんが、ケーキはしっとりさせるために油を使います。乳脂肪分はチョコレートの主要成分ですし、クッキーもサクサク感を出すためにショートニングなどの油を使用します。
また、洋菓子は和菓子と比較して、砂糖を大量に使う傾向があります。
糖分は体内で脂質に変化しますので、間接的に脂質を摂取することにつながります。

【激辛食品】
唐辛子などを使用した激辛食品は、幾度もにブームを起こしてきた人気のジャンルです。
激辛の食べ物は体温を上昇させ、発汗を促進することで代謝を高める効果があります。
そのため激辛食品に健康的なイメージを持つ方もいるようですが、辛い食べ物は胃などの内臓にとって負担が大きい食材です。
辛さとは「味」ではなく「痛み」に分類されています。辛い物を食べた胃は刺激で荒れ、腹痛を起こす原因となります。
また、辛いものを食べると血行が良くなるため、ニキビなどの炎症に悪影響があるとも言われています。

実はニキビの原因は食べ物ではない!

上記で述べた通り、ニキビに悪影響な食べ物はたくさん知られています。しかしニキビの原因と食べ物の関係は、実は明確にはなっていません。
そんなことを言うと「騙された!」と感じる方もいるかもしれませんが、ニキビに対する食べ物の影響が、必ずしも嘘なわけではありません。

巷で言われている「ニキビの原因となる食べ物」とは、実際に食べた時にお肌の調子が悪くなった人や、食べ物を「ニキビの原因」と感じる経験をした人がいる証拠なのです。
「根拠がないなら何を食べても良い」ではなく、自分のお肌との相性を考えながら、バランス良く食べることがニキビ対策には重要なのです。

便秘解消はニキビ対策の近道!

便秘はニキビケアの大敵
体内で消化されたものが上手く排泄されないと、老廃物が溜まりお肌にも悪影響を及ぼします。
腹筋の弱い女性は、男性と比べて便秘になりやすい体質です。慢性的な便秘症状の人はニキビができやすい傾向にあり、便秘解消はニキビ対策の近道とも言えます。

では、どうすれば便秘知らずの体になれるのでしょうか?

食物繊維をしっかり取ろう!

便秘の解消には、食事の改善が欠かせません。そして、便秘解消に効果的なのが食物繊維です。
食物繊維には2つの種類があり、それぞれ違う効果を持っています。

■便を柔らかくする「水溶性食物繊維」
水溶性食物繊維とは保水力の高い食物繊維のことで、消化器内の有害成分を吸着し、排出する働きがあります。海藻や果物、根菜、麦類などに多く含まれています。ペクチン、アルギン酸、グルコマンナンなどが知られています。

■便の硬さを調整し腸を刺激する「不溶性食物繊維」
不要性食物繊維とは便を堅くする性質の食物繊維で、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発にする働きがあります。
豆類や穀類、キノコ類に豊富に含まれています。セルロースやリグニン、キチンなどが知られています。

便秘対策には欠かせない“水分”

便秘対策をするには、食物繊維の摂取だけではダメです!
食物繊維だけを過度に摂取すると、便が固くなりすぎてコロコロウンチが発生します。これでは解消どころか、便秘を加速させることになりかねません。
そこで重要なのが「水分」です。

水分は、食物繊維と程良く混ざり合うことで、便の硬さを調節する効果があります。排泄しやすい硬さの便は体内の老廃物を外に出し、ニキビ知らずの体に導いてくれます。
但し水の飲み過ぎは肝臓に負担を掛けることもありますので、1日1.5~2.0リットルを目安に、美味しくいただきましょう。

ストレス解消はニキビ対策の極意!?


ストレスを溜め込んでしまうことは、ニキビに悪いだけではなく心と体の健康もむしばんでしまいます。
では、ストレスとニキビにはどんな関係があるのでしょうか?また、どのように解消すれば良いのでしょうか?

ストレスとニキビの関係

私たちは普段の生活で、あらゆるストレスに晒されています。
対人関係による精神的ストレスや満員電車に揺られる肉体的ストレス、天気の良い日に直射日光を浴びることも、お肌にとってはストレスです。
あらゆるストレスを受けた体は、自律神経や免疫、ホルモンを駆使して、これらのストレスを緩和しようと頑張ります。
しかし過度のストレスで緩和が追い付かなくなると、自律神経の病気になったり、ホルモンバランスを崩したりします。
そのホルモンバランスの乱れが、ニキビの原因となるのです。

進学や就職で環境が変わる時期や、人間関係で悩んでいるときにニキビが噴き出すケースがあります。
これらのニキビの原因は、ストレスによるホルモンバランスの乱れだと考えられます。

ストレスの解消方法はひとそれぞれ

ニキビ対策としてはストレスを溜めないことがおすすめですが、ストレスの解消方法は「ひとそれぞれ」です。
気心知れた仲間と食事に行くも良し、一人で当てもなくドライブを楽しむも良しです。

しかし「そんなことをしても、現実に戻れば溜まった仕事がストレスになる」そう思っている人もいることでしょう。
真面目にがんばっている人ほど、ストレスを溜め込みやすいものです。
そんなときは、心の奥から「テキトー仮面」を呼び起こしましょう!なんでもかんでも完璧を目指していては、仕事も捗らずストレスも溜まる一方です。そんな時には「ここはこんなもんでいいかな?」という、テキトーな気持ちも大切です。テキトーとは「適当」という意味でもあります。
気持ちを楽に持つことで、案外周りがフォローしてくれることもあるのです!

仕事も人間関係も一人で抱え込まず、テキトーにストレス解消をして行きましょう!

まとめ

ニキビとは、皮脂の過剰分泌を起こしたお肌が、外的なストレスなどで炎症をおこしてしまう皮膚トラブルです。
ニキビ対策をきちんと行うには、皮脂が過剰分泌される原因や改善方法を知ることが大切です。今日お話ししたニキビケア3原則は、毎日の習慣をちょっと変えるだけで実行できる内容です。ニキビ対策に高いお金を掛けたり、貴重な時間を費やすのはもったいないお話です。
ニキビケア3原則を守って、あなたもニキビ知らずの美肌を作ってください!