【危険編】男性の日傘はもう常識。男性に知ってもらいたい『日焼け』のホント

日焼け対策をしている日本の男性の割合は全体のたったの3割ほどで、それ以外の人は素肌を紫外線にさらしています。

紫外線に敏感な女性とは異なり、男性の中での紫外線への危機感は薄く「小麦色に日焼けした肌は健康的に見えてカッコいい」なんて声も聞きます。

しかし紫外線には3つの危険性があります。

  1. 「実年齢よりも見た目が老化する」危険性
  2. 「薄毛の原因になったり加速させる」危険性
  3. 「皮膚病や眼病になる」危険性

以上が紫外線による危険性です。

この3つの危険性をチェックして、男性におすすめな日焼け対策をマスターしましょう。

1)紫外線は光老化を起こす

紫外線というと日焼けで肌が黒くなったり、シミができることは広く知られていますが、近年の研究でシミだけでなく、シワやたるみ、乾燥など、あらゆる老化の1番の原因が紫外線であるということが判明しています。

紫外線による肌の衰えを「光老化」と言います。

光老化は主にUVAという種類の紫外線で起こり、長期にわたって肌組織にダメージを与え続けます。

紫外線の種類ともたらす影響

ダメージを受けた肌組織は長い年月をかけじわじわと劣化し、シミやシワ、たるみなどを生み出すことで、紫外線のダメージを受けていない肌よりも早く肌を老化させてしまうのです。

肌が老化してしまうと、どうしても実年齢以上に老けて見られてしまいます。

紫外線はその強さには、季節や時間によってバラつきがあるものの、1年中降り注いでいます。

車や運転をよくする方は、顔の半分や片腕だけ紫外線にさらされ続けたせいで「気づいた時には半顔だけ老化し、左右で非対称になっていた」なんてことにもなりかねませんので、特に注意しましょう。

2)頭皮へのダメージや薄毛の原因になる

男性が気になる薄毛の原因にはホルモンバランスや食生活、ストレスや生活習慣など様々なものがありますが、その中で紫外線も薄毛に影響している事がわかっています。

頭、特に頭頂部は体の中でも一番紫外線を浴びやすい部分です。

紫外線を浴びた頭皮は炎症を起こしたり肌細胞が壊される事で、新しい細胞や健康な毛を生み出しにくくなります。

また、紫外線は髪の毛自体にもダメージを与えます。

紫外線を浴びすぎた毛髪はパサパサとコシがなくなり、コシのある髪の毛と比べても同じ毛量なのにどこか薄く見えてしまう事も。

これら紫外線による薄毛は紫外線を浴びた即時に影響が出るというわけではなく、肌のシワやシミと同じく長期にわたってじわじわとダメージを蓄積していきます。

最近薄くなってきたな、と思った時にはもう手遅れなほどのダメージが蓄積されている可能性がありますので早め早めの対策が必要です。

3)皮膚病や眼病になる

普段から紫外線対策を怠っている男性に気をつけていただきたいのが、皮膚病や眼病です。

肌に光老化を起こすUVAとは別に、紫外線にはUVBがあります。

UVBは強い日差しに多く含まれ主に肌を赤く炎症させますが、その過程で肌の遺伝子であるDNAをも破壊してしまいます。

肌には自己修復機能がありUVBによって破壊された遺伝子は自らの力で回復しますが、遺伝子がの破壊と修復が繰り返されるうちに、修復時にエラーが発生することがあります。

これが皮膚ガンです

皮膚ガンにはメラノーマや基底細胞癌、日光角化症など様々な種類があり、転移の危険性が低いものもあれば重篤化し転移してしまう恐れがあるものもあります。

他には光アレルギーと言って、紫外線に当たることで

  • 皮膚が赤くただれる
  • かゆみや痛みを伴った湿疹が現れる
  • 目が充血して異物感を感じる

などのアレルギー症状が出ることがあります。

また、紫外線が原因の一部となって起こる眼病には、白内障や翼状片、瞼裂斑などがあります。

翼状片や瞼裂斑は白目の一部が変形し黒目に向かって伸びてきたり、黄色く変色して隆起したりします。

白内障は目の水晶体が白く濁ることで視界が悪くなり、悪化すると緑内障を引き起こし失明につながる恐れがあります

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いかがでしたか?

紫外線を甘く見て何の対策もしないと、『実年齢よりもシワやシミが多く、髪の毛も心もとない為老けて見られる上に、下手をすれは皮膚ガンを患ったり失明してしまう恐れがある』のです。

少し大げさにまとめましたが、紫外線はこういった危険性をはらんでいるということは認識しておきましょう。

日焼けの危険がわかったところで、日焼けの対策の情報をチェック▼▼

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